PFIについて

7.PFI事業類型


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PFI事業の類型について

事業費の回収方法による分類

   PFI事業は、事業費回収方法によって( SPCの事業収入)によって、サービス購入型、ジョイント
  ベンチャー型、独立採算型の3つに事業形態に分類されます。PFI 事業を実施する場合には、
  事業内容や法制度、採算性や民間動向等を十分に踏まえながら、これらの形態を参考に最も
  効率的、効果的な公共サービスを提供できる事業の枠組みを構築していくこが重要となります。


HP:PFI形態分類.png

施設の所有形態による分類

   PFI事業は,施設の所有形態(方式)により,下表のように分類されます。なお,所有形態は,
  サービス内容,施設の特性,公物管理に関する法令上の取り扱いなどによって区分されることに
  なります。特に,施設の建設に際し,国や県からの補助金の対象となるような事業(施設)の場合
  は,補助対象に該当するか確認が必要であり,関係省庁との事前協議を密に行う必要があります。
  (代表的な方式を下記表に示す。)

HP:PFI方式分類.png

 

① BOT方式(Build Operate Transfer)
   PFI事業者が自ら資金調達を行い,施設を建設(Build)並びに所有し,事業期間にわたり

   その施設を運営(Operate)・管理します。事業期間終了時に無償もしくは有償で公共に
   所有権を移管(Transfer)します。施設の所有権がPFI事業者にあるため,柔軟な施設管理
   が可能になるなどのメリットがあり,PFIの典型的な事業方式となっています。
② BTO方式(Build Transfer Operate)
   PFI事業者が施設を建設(Build)し,その後,一旦施設の所有権を公共に移管し(Transfer)
   した上で,PFI事業者が施設を管理,運営(Operate)します。施設の所有権を移管する時点
   で建設費が支払われることが多く,PFI事業者にとっては,事業当初の大きな負担が軽減され
   るなどのメリットがあります。
③ BOO方式(Build Own Operate)
   PFI事業者が自らの資金で施設を建設(Build)し,そのまま所有(Own)した上で,施設を
   運営(Operate)します。BOT方式との違いは,事業期間終了後もPFI事業者が施設を
   そのまま所有し,単独で事業を継続するか,もしくは施設を撤去し事業を終了させる点です。
④ DBO方式(Design Build Operate)
    PFI事業者に設計(Design),建設(Build),運営(Operate)を一括して委ね,施設の
   所有,資金調達は公共が行います。設計と建設が一体化している方が効率的である場合

   や,初期投資が数百億円に上るなど,民間での資金調達が困難である場合に採用される
   ことがあります。資金調達を公共が行う以外は,他と手順に違いはありません。

PPP/PFIの事業類型(国のPPP・PFIの抜本改革の考え方)

HP:PFI方針分類.png

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